地方への移住を考えているけど「なぜ移住したいのか？」「移住して何をしたいのか？」という理由や目的がハッキリしていないとその後の生活にも大きな影響が出てきます。
自分のライフスタイルの不満や改善点を見直した上で、何を求めて移住するのかを明確にすることは、移住に先立つ最初の準備となります。

移住の目的がハッキリしたら次は候補地を検討してみましょう。
住環境や労働環境、交通機関やインフラの整備状況など、管理する自治体はもちろんですが、移住を支援する団体のホームページや先住している移住者のブログなどからも情報を収集してみましょう。
積極的な補助制度を設けている自治体も少なくありませんので、これらの付加価値が高い場所を候補地に選んでも良いですし、これから多くの時間を過ごす大切な場所になるわけですから、現地に足を運んで下見をし、空気を肌で感じてくることも大切です。

候補地が絞れたら、移住に必要になる費用と時期を考えてみましょう。
移住先での住居費用をはじめ、移住先が遠く離れている場合は引っ越し費用もその分多く必要になりますし、移住先で新たな職に就く場合、労働状況や収入が安定するまでの数ケ月から1年程は生活資金も必要になります。

出費と資金のバランスに問題が無いようでしたら、転職や家族の転校、住居の確保や引っ越しなどの具体的なスケジュールを考えましょう。
新天地である移住先は慣れないことやはじめてのことばかりです。
想定以上に時間や手間がかかることが予測されますので、なるべく余裕をもった計画を立てることをおすすめします。